4 2002 9/23 縮みすぎた時の対応
予想通り履けなくなりましたので対処法をアップします。 革パン以外にもデニムにも通じる方法なので参考にして下さい。 また革パンに限らず革ジャンや革シャツ等を着ていて大雨にあたって乾かせた後に縮んでしまった方、クリーニングに出して失敗されて縮んでしまった方なども参考にしていただけると幸いです。 *)デニムにはオイルを塗らないで下さい。 |
手順:1 まず全体にしっかりオイルをしっかり塗って下さい。今回使用しているケア用品はレザーバームです。 |
注意事項:今回は水洗い+乾燥機を使用ために極度に油分抜けを感じたのでしっかり塗りましたが、抜けた油分に応じオイルの量を加減して下さい。塗り終えたら1日ねかしましょう。1日ねかし革の状態を確認し、油分が少なく感じたら再度オイルを塗りもう1日ねかして下さい。ただ塗りすぎると革に良くないのでご注意ください。 |
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手順:2 のばします。手でひたすらのばします。 |
注意事項:油分はしっかり補充されているでしょうか?油分が少なく感じた時は再度オイルを塗った方が良いですね。(でも塗りすぎは禁物です) のばし方ですが、力を入れすぎず、入らない箇所やのばしたい箇所を少しずつまんべんなくのばしましょう。油分が少ないとひび割れの原因にもなりますし、革にダメージを与えるので注意してください。のばす箇所は革部分のみです。縫い目などは避けて下さい。右下画像のように徐々に履けるようになると思います。 |
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手順:3 のばして太股まで履けるようになりました。 |
注意事項:のばして履けるようになったのは良いですが、きつすぎると縫製部分にダメージがでますし、革自体も裂けたりするのでゆったり履けるまでのばして下さい。(画像はきついですがわかりやすいように撮影をいたしました。)履けるかな?と思うくらいきつい場合は履かないで下さい。履いてしまうと裂けるおそれがあります。手でじっくりのばしてあげて下さい。 |
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手順:4 次はウエスト部分です。ウエスト部分も同様のばして下さい。 |
注意事項:ウエストの裏地にある銀面もオイルを塗って下さい。バックポケットの中もレザーですし、フロントポケット上部等が塗り忘れやすい箇所ですね。他箇所も塗り忘れがないようにして下さい。他注意事項は手順2と同じです。 |
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手順:5 とりあえず履けるようになりました。 |
注意事項:撮影画像はわかりやすいように撮影をしましたが、まだまだ小さいです。このままもし履いたとしたら革や縫い目が裂けるおそれがあるので余裕がでるまでのばしてあげて下さい。のばす注意事項は2番を参照。 |
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履けるようにはなりましたが、パンツとして使用できるのはまだまだのばしてからです。上記の手順を繰り返し自分にあった履き方ができるようにして下さい。(上記の手順を繰り返しますが油分の調節はして下さい。繰り返す場合は油分がしっかり補充できている場合は油分は入れないで下さい。油分が少なくても多すぎてもダメですよ。) |